2010年 07月 30日
暑い日が続いてますね。街行く人もぐったりしている人が多いですね。学生諸君はバイトに旅行に夏休みをエンジョイしていることでしょう。そんな暑さの中ふっと思ったことがある。 ここ数年、現在の新卒採用の早期化に対し、学校側・企業側からも「このままではだめだ」という気運が高まっている。3年になると学生はそわそわし始める。夏が近づくと就活モードになる。学校側も就職率を高めねば学生が集まらない。授業より就活優先ということになる。企業側も「公平、学校差別はしない、人物本位」と言うだけに、エントリーは膨大な数になる。100名しかとらないのに何万人というエントリー(ES)が来ると言うケースが多い。このESを読んで絞らねばならない。若い社員が徹夜で仕分けをしているという話を聞く。 それならどうするんだ。という議論は以前より散発的に出てくる。財界のリーダーも「そろそろ根本的な対策が必要だ」などといつも言っているが何も手を打たないのが現状である。どんな意見があるのだろう。 1. 採用を7月以降にする。7月に会社訪問などを解禁する。 2. 年2回採用。4月と9月にする。 3. 通年採用にする。 4. インターンシップを強化して、これを主体とする。 5. エントリーを減らすようにする。(むずかしい設問にする) その間に商社、電機などを中心に海外での採用、外人の採用を増やすという会社が多い。事業がますますグローバル展開になって行くことに対応している。 私は企業のトップが採用を人事部に任せずに、「採用が経営の重要なファクターだ。」という意識を持つことだと思う。将来の経営をまかせる社員を採用できるかどうか。。。こんな大事なことは経営陣が前面に出てやるべきだと思う。 そのうえで1.と4を組み合わせるとよい。インターンシップも1-2日の会社案内のようなものでなく、経営陣も入り夏に泊まり込みでやるべきだと思う。7月にすると抜け駆けがあり、良い人材がとれないという。トップがやるんだと言う意識があれば、優秀な学生ほどきっちりついてくる。 と思っていたというのが正しい表現です。、最近の暑さを見ていると、7月解禁となるとこの暑さの中を学生が会社訪問をする。。。とても見ておれませんね。私の主張もこの暑さで“とけてしまいそうです”。みなさんの意見を聞かせてください。 BOOSTERについてはこちら→ 新社会人養成塾BOOSTER
by boosternet
| 2010-07-30 18:50
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プロフィール
田尻邦夫
NPO法人 新社会人養成塾 BOOSTER 代表理事 [略歴] 1966年 伊藤忠商事株式会社に入社 1996年 同社取締役アパレル第一部門長に就任後、常務取締役業務部長、常務取締役経営企画担当役員など 数々の役職を歴任 2001年 株式会社デサント代表取締役副社長に就任 2002年 同社代表取締役社長に就任 2007年 6月より株式会社デサント相談役 最新の記事
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